セントラルヒーティングとは、不凍液をボイラーからパネルヒーター・床暖房等に循環させるシステムです。
不凍液には配管やパネルヒーター等の内部を錆びにくくする防錆剤が含まれていますが、3年(密閉タイプは5年)を経過しますと防錆剤の成分が劣化していきます。
劣化した状態で使用を続けると内部から腐食して穴が開いてしまったり、錆等の異物でシステム内部を詰まらせてしまう事がありますので3年〜5年を目安に不凍液交換をお勧めします。
又、点検等を実地しないで長時間使用を続けるとパネルヒーター内部に空気の層が出来て水の流れる音がしたり温まりが悪くなり、穴あきの原因にも繋がります。(特に密閉型のシステムでは鉄製のパネルヒーターの使用が多いので注意が必要です。)
不凍液交換時にはパネルヒーターやボイラーのエアー抜きも試運転時に実地しています。
密閉型のシステムでは各部圧力調整も実地します。
セントラルヒーティングをお使いの場合はボイラー点検と一緒に実地する事をお勧めします。